2009年6月
パラオ面白人名集

アサヌマセンキチの奥さんでトキエさん
友達のパラオ人にはアサヌマセンキチやヒロシと か、日本人の名前を持ったのがいて、それからローカル局のテレビやラジオでも、変な名前やパラオ語になっている日本語をよく耳にします。

パラオでは100年近く前までは、物や情報も多くを必要としなかったことで文字がなく、日本人が入植、開拓に来るようになってから、デンワとかデンキのように初めて目にした物は日本語で覚え、初めての文字もカタカナでした。
今でもパラオ語ではセンキョと言うのだけど、選挙が始まった頃から苗字やミドルネームが必要になってきたようです。
学校も出来て日本語で教育し、選挙の投票用紙にはカタカナで記入するようになり、私の知り合いのパラオ人のおばあさんは私よりも綺麗な漢字を使った文字を書きます。

私の聞いたことのある面白名前を集めてみると、サブロウ、アイタロウ、ダイジロウ、マツタロウ、トヨミ、トキエなど昔の人みたいな名前が多いのだけど、若い人もこんな名前を持っていて、たいていはおばあちゃんが名前を付けるようです。
それからイチロウが苗字だったり、カトウサン、イチカワサンなどと尊敬していた人の名前をサンまで付けて貰ったりしていたそうです。

有名人にあやかったのだろうと思う名前もあって、リンカーン、ケネディ、ニクソンとか歴代アメリカ大統領も揃いそうだし、ヒットラー、クレオパトラ、ナポレオンもいます。

今はパラオを離れてマレーシアへ行っている友達にも、何か面白名前を知っていたら教えてと尋ねたら、こんなメールが届きました。

≪ そうそう、パラオ人の名前・・・ブルーマーリンのアーノルドの弟で、元・BMのティコは、本名をフランシスコ・ザビエル。
日本人にはとっても馴染みの深い(?)名前で、フランシスコとザビエルの間のミドルネームは、お母さんと同じ、キンタロウだそうです。
あと、マサオ・マサオさんがいたような記憶が・・・
苗字と名前が一緒でした。
どこの人だったっけか忘れちゃいましたが、菊池さんと同じ名前だったので覚えてます。 ≫

というメールを貰ったのだけど、そこにあったパラオ在住の菊池さんからも聞いた名前の中で最もインパクトがあった、私の選ぶ面白名前ベストワンは、エリザベス・トンカチです。

ティコは今グアムなので兄のアーノルド
彼もキンタロウ?