2012年10月
バナナ選び
ナキリ号のヨットクルーズにはバナナを持ち込み禁止。
それでもバナナは大好きなのでよく買ってきます。

日本ではいつも同じ種類のバナナしか見かけないのだけど、パラオでは今でも、”エッこんな種類もあったんだ”と次々に見たこともない種類が見つかります。
食べ較べると味や甘みも随分違っています。

選び方はまず種類から。パラオにある種類だけでも形や大きさがさまざまで、甘みも普通に甘い物から油で揚げてから食べる種類、それから緑色でまだ黄色くなっていないのに食べられるグリーンバナナと呼んでいるのもあります。

一般的に南国のフルーツは賞味期限が短いようです。
完熟になったのを見つけてもぎ取り、まだ青いうちは取らないのが理想的なのだろうけど最近では、パラオでも流通事情が変わり、スーパーに並んでいるのはほとんどが緑色のばかり、買って帰り黄色くなるの待つのだけど、いつ収穫したのかがわからないので5日も経ってもまだ食べれないのあるし、部分的に黄色くなってきてもまだで、全く甘くありません。

次の日に全体が黄色くなると、甘さ控えめで酸味が少しある私の好きな食べ頃です。
その次の日が完熟で甘さも一段と増してきます。

ただ、食べられるようになって3日目で少し甘すぎるようになってきて、その後ではもう食べ頃が過ぎてしまい、いくら好きでも一度に大量には食べられないので、なるべく小さな房を見つけて買ってくるようにしています。







コロールの町外れによくバナナを買いに行くお店があって、そこのオバちゃんは私が入っていくとすぐに、今日はいいのが入っているよとか、今日は良くないとか、これは特に美味いとか言ってくれます。
それで最近は、自分でもかなり見分けることができるようになったのだけど、ある日、あまり良いのがないけどどうしても買って帰りたかったので選ぶと、お金を受け取ってくれません。





左が普通のモンキーバナナ。まだ緑色で食べられません。酸味が少しあって程好い甘さ。
右は重さがモンキーバナナの5〜6倍はある大きい種類で甘味はかなり強い。


あまり見かけないのだけど、まだ食べられない硬さなのに最初からこんな色のも。



グリーンバナナ。緑色でも柔らかくなれば食べれる。甘味は普通。



形は少し平たく甘味は少ない。衣を付けて油で揚げ、天ぷらのようにすると甘くておいしい。