2007年7月
パラオにある日本
パラオは訪れる日本人観光客も多く、ずっと以前からも今も、普通に日本文化が浸透しています。パラオ人同士の会話では誰もテレフォンとは言わないでデンワと言っています。
走っている車には○×商店だとか、**株式会社とか書いてあって、港区清掃局、尾道消防団の赤い車、佐川急便、西濃運輸、福山通運のトラックも通りすがりによく会います。もちろん中古車で入ってきた時に車体の文字を消さないでそのままにしているだけです。
通りにある店ではセブン・イレブン?AM/PM?もあるし、ASANUMAストア、KUMAGAIベーカリーもあり、昼食用におにぎりや巻き寿しのベントーなども並んでいます。
パラオで一番大きいWCTCショッピングセンターの食料品売り場では普通の日本食を作るにはそんなに不自由をしないくらいの品揃えをしていて、納豆や豆腐もあります。
大福はパラオ人の好物みたいです。

バイク好きのHIROSHI君や同僚のSENKICHI君、私の住んでいるアパートの大家さんは名前がYAMADAさんで、DAIJIROUさんやMATUTAROUさんもいます。
戦後、アメリカが統治するようになってから、日本の文化を一掃する政策で建物も壊された物が多いのだけど、根強く残っている言葉や食べ物、地名や人名などに日本との係わり合いを感じます。