2006年3月
ノニと蜂蜜入りの麦茶

ノニはミクロネシアからポリネシア方面の南太平洋一帯でよく見られる植物で、これらの地域では昔から薬の代わりに用いられていて、私も10年以上前に何かの記事で読んだ事があり、南の島の伝統的な不思議な物の一つとして記憶に残っていました。
最近は日本でも話題になり、今になってこれがそうだったんだと気がつきました。

パラオに住んでいて、不安になるのが医療に関することなので、健康維持に気をつけるためには、こんなに身近にあるノニを利用しない手はないと、果汁から作ったジュースを飲んでみようと思いつきました。
ところが、口に含んでみると噂どおり何とも表現しにくい後味の悪さで、もう2度と口に入れることはないだろうと思わせたほどのものです。

今は毎日、朝と夕方に飲んでいます。
どうして飲めるようになったかというと、(1)どうしても飲むんだという気力と決意を固める (2)飲み方の秘術を体得することで不可能と思っていたことができるようになりました。

その(1)は、いろいろ調べてみると、目をつけて研究を始めたのはアメリカが早く、実際に病院で臨床実験をしてデータを取り、8千人の被験者の内の78%の人に効果が認められたという内容の資料を読んでいくうちに、決意が固まってきます。

その(2)は、いろいろ試してみた結果の飲み方は、まず準備としてノニジュースを入れた容器を左手に持ち、右手には後口の匂いを消すための飲み物を持って、決断とともにいっきに左手のノニジュースを飲み、呼吸を置かずに右手の後味用の飲み物を素早く飲んでしまうことです。

楽に飲めるようになるまでの失敗例もあって、羊羹などの固形物では噛んで飲み下すまでに呼吸をしてしまうのでダメ。
コーヒーなどの熱い物も思わず呼吸してしまいます。
最中に話し掛けられて返事をしていたらタイミングを逃してしまいます。
後口用の飲み物をいろいろ試してみて、最近一番気に入っているのは、麦茶に蜂蜜を少量入れて溶かした物です。